最新のお知らせ パートナー 2020.08.03

イキイキと働ける最高のチームを。自分たちの手で会社を創造する、アトラエ独自のチームのあり方とは?

at Will Workのパートナー企業様」を紹介する連載第9弾!

at Will Workのパートナーの皆さまは、働き方に関する取り組みを積極的に行われています。「働き方の選択肢を広げる」ために各パートナーの取り組みを、より多くの方に知っていただくべくご紹介していきます。ぜひご覧ください!

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株式会社アトラエ

「世界中の人を魅了する会社を創る」ことをビジョンに掲げ、IT/Web業界の求人メディア「Green(グリーン)」や、ビジネス版マッチングアプリyenta(イェンタ)、エンゲージメント解析ツールwevox(ウィボックス)など様々なサービスを展開。

誰もがイキイキと働ける理想のチームのあり方を体現するため、役職撤廃や360度評価など、常識にとらわれない新しい組織改革の取り組みを行っている。

◾️「どんなライフステージでもイキイキと働ける」を実現するアトラエのチーム論とは?

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▲今回お話を伺ったのは、株式会社アトラエ wevox 川本 周氏

ーまず、アトラエ創業の経緯を教えていただけますか?

はい、元々代表の新居が「皆が熱中し、イキイキと働いていて、最高のパフォーマンスを出している」そんな理想のチームをビジネス領域でも作りたいという想いを持ち、アトラエを起業しました。イメージで言えば、ラグビーの日本代表のようなチームです。

今では「世界中の人々を魅了する会社を創る」というビジョンに共感した熱量の大きいメンバーが集まっています。

ー事業先行で立ち上げられたのではなく、理想のチームの形や、世の中に届けたい価値観が起業の根本にあるのですね。

事業ドリブンというよりはビジョンドリブンの会社でして、「人生において長時間を占める仕事の時間をイキイキとしたものにできたら世の中が良くなるのではないか」という想いの元、理想の組織づくりを実現する働き方やチームづくりを自分たちで体現するため、日々試行錯誤しています。

いずれは、世界中の人々を魅了する理想の組織のあり方として、様々な企業のロールモデルとなったり、研究機関の調査対象として取り上げられるような存在になりたいと思っています。そういった想いの中、先日、シンガポールの国立大学の研究ケーススタディの1つとして取材していただいたことは個人的にも非常に嬉しかったです。

ー既に海外からも注目されているのですね!理想のチームを創るために、具体的にアトラエではどんなことにこだわっているのでしょうか?

メンバーがイキイキと働くために、無駄だと思う要素は全部撤廃しています。特徴的なもので言えば、役職です。部長、課長、マネージャーなどの役職は全て無くし、あえてフラットな組織にしています。

また、情報格差を無くすため、全員が社内の同じ情報を取得できる環境を構築し、経営者目線で判断できるオープンな環境を実現していたり、子連れ出社やリモートワークなど働き方はライフステージやその時々の家庭環境に応じてフレキシブルに個人で選択可能です。自律分散型の組織ゆえに、各々が責任をもって行動できるであろうという前提のもと、不要なルールは一切設けておりません。とにかく「メンバーがイキイキ働ける環境であるかどうか」を常に大切にしています。

ーでは、どのようにアトラエのビジョンや価値観を事業に落とし込み、展開していくのでしょうか?

私たちは、ビジョンに沿って事業を生み出そうとしている訳ではなく、メンバーがどんなライフステージであってもイキイキと働き続けられる環境を作ることができれば、自ずと事業も価値があるものが生まれてくる、と考えています。

例えば、現在展開しているwevoxは、元々アトラエが社内で行なっていた取り組みをプロダクト化したものです。自分たちのチームについて客観視するために、アンケートを通じてデータを取り、その結果を元に話し合いながら、より良いチームになるように改善していく、ということを定期的に行なっており、これを他の会社に展開出来れば価値があるのではないか、というところからプロダクトが生まれました。

ーアトラエの理想のチームを実現する中で、事業も自然に生まれていくのですね。

自分たちが良いと思うものを自分たちで生み出しブラッシュアップしながら、周囲に勧めている感覚と近いと思います。

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ーそれにしても、社内が役職の無いフラットな組織というのは珍しいですね。

全員でサッカーをしているイメージに近いのですが、チームが攻撃の時は守備のポジションであってもオフェンスに加勢したり、相手から攻められているときは、フォワードだろうと守備につく局面もありますよね。状況に合わせて自分のポジションを柔軟に変化できることが大事だと考えています。ですので、今のフェーズにおいては、役職は必要ないと考えています。

アトラエでは、社員それぞれが「自分の手で自分たちの会社をつくるんだ」という意識を持っているんです。おかしいと思ったことは、会社に対して文句や不満をいうだけではなく、その状況を自分の手で変えていこうという熱量を持ったメンバーが多いですね。

当然、理想の組織を実現するために、常々個人のレベルアップや成果は強く求められる環境ではあるので、自らがチームをよりよくする当事者であるという認識を持ったチームプレイヤータイプであるかどうかがフラットな組織の上では大切になってくるかと思います。

ーアトラエでは新卒の社員が70%を占めると伺ったのですが、新人社員が上司がいないことに戸惑う、という場面はないのでしょうか?

組織がフラットであることは、ビジョン実現のための手段であり、ビジョン実現のために最善の手段を選ぶ、というのがアトラエメンバーの共通認識です。

ですので、上司という肩書きの存在がいなくても、面倒見のいいメンバーが勝手に声をかけて教えたり、新卒メンバーが自ら聞きに行ったりなど、会社やメンバーにとって良いことを柔軟に選択し、全員が自ら行動していますね。

ービジョンを実現するために、チームの形も柔軟に変わっていくのですね。では、現在のフラットな組織では誰がどのように社員の評価するのでしょうか?

アトラエでは、Pay for contributionという考え方を元に評価制度を作っています。チームアトラエとして「社会に貢献した度合い」が会社の利益となります。その利益の一部を会社の成長に対して投資し、残りを社員ごとの貢献度合に比例させた形で、給与として分配しています。

アトラエの評価制度は360度評価であり、社員それぞれが日頃仕事のやり取りをしている社員5名を指名し、その5名に自分を評価してもらいます。その評価を元に貢献度ランキングを作成し、貢献度が高い人から給与を分配しています。

ー会社や上司から評価をされる、というのがまだ世の中でも一般的なので、360度評価はとても斬新な制度ですね。

◾️アトラエ的プレミアムフライデー、社内ラジオ...理想のチーム実現のために日々変化し続けるアトラエの仕組みとは?

ー今まで理想のチームを創るために様々な取り組みを行ってきたと思うのですが、他にも特徴的な取り組みはありますか?

最近ですと、リモートワークの中で、「リモートでの対話は、目的が明確化した会話しかしにくい」ということから、社内のコミュニケーションが減っているという課題がありました。そこで、昼時のランチと夜に週一回ずつ、社員がパーソナリティーとなり、社内ラジオを配信する取り組みを行なっています。メンバーをゲストとして呼んだり、アトラエのことをそれぞれの目線で話したり、対話の種やコミュニケーションのきっかけになればと思って行っています。

また、毎月最終週の金曜日には、2時間程度全業務を停止して、アトラエについてだけを話す、「アトラエ的プレミアムフライデー」という取り組みを3年程前から実施しています。

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実はこの取り組みは私が現在社内で旗を振って進めています。昔は平均年齢も今より若く、独身のチームメンバーも多かったので、週末になるとみんなで飲みながら組織の話や未来の話をしていたのですが、今は多種多様なメンバーがアトラエにジョインしてくれており、以前のように仕事以外の時間でざっくばらんにアトラエのことやチームのことを話す機会を取りづらくなってしまったので、自分たちの原点を振り返る議論やコミュニケーションの場を設ける意味で、とても大切な時間になっています。

(アトラエ的プレミアムフライデーについて、詳しくは、Work Story Award2018のストーリーをご覧くださいをご覧ください。)

しかし、これは数ある取り組みの中の一部に過ぎず、日常的に様々なアイディアが実行されていて、私たちとしてはアトラエ的プレミアムフライデーも特別なものと感じていない部分もあります(笑)

ー良いと思ったアイディアはすぐに実行出来るような環境があるのは素敵ですね。アトラエでは、様々なライフステージの方が働いていらっしゃるかと思いますが、アトラエだからこそ、こういった働き方が実現できている、という例があれば教えていただけますか?

アトラエには育児期間中の社員が多く、会社に子供を連れてきて働いている方もいます。子供がオフィス内を走り回って遊んでいたり、小学生の女の子が「ただいま」とオフィスに帰ってきて、夕方過ぎに両親と保育園に下の妹たちを迎えに行ってから帰宅することもあったり。あとは、お子様の帰宅時間に合わせて週に何回か自宅勤務を取り入れているメンバーもいますし、習い事の都合に合わせて中抜けすることもあるようです。

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人生を豊かにする手段の一つが仕事であり、仕事のためにプライベートを犠牲にするというのは僕らの理想ではないので、両方を尊重できるような形を皆で大事にしています。

犬を飼っている社員がオフィスに愛犬を連れてくることだってあります(笑)

ー皆さんが個人の自己実現や幸せを大事にしているからこそ成り立っているのですね。

では、at Will Workにご参画頂いた経緯を教えていただけますか?

はい、Work Story Awardなど、良い組織を世の中に増やしていこうという活動を様々な切り口から実行されていて、取り組みやビジョンに共感し、参画しました。

ーat Will Workに入ってよかった事やメリットがあれば教えて下さい。

我々はまだまだ認知度が高い会社ではないので、普段繋がることのできない企業様とご縁をいただけたり、働き方に対して積極的に取り組みをされている企業様に私たちのサービスを知っていただけることは、非常にありがたく感じています。

ーでは最後に、これからビジョンの実現に向けて進んでいく中で、どんな社会の形を目指しているか、教えてください。

「世界中の人々を魅了する会社を創る」というビジョンを実現すべく、アトラエが大切にしている考え方やチームのあり方を世の中に拡げることで、多くの人の人生がイキイキと、豊かであるような社会が実現できたらと思っています。

特に日本では、働くことは"我慢"や"苦しい"といった印象を持っている方が多いと思いますが、人生の大半を占める「働く時間」を幸せだと感じられたら最高ですよね。

壮大なビジョンですが、達成に向けて、一つずつ実現し前進していきたいと思います。

ー様々な企業がアトラエの働き方や事業を参考にして、幸せに働く人が増えていくといいですね。

貴重なお話をありがとうございました!