最新のお知らせ パートナー 2020.06.11

人材をシェアするプロシェアリングで新しい未来を!既存の雇用に捉われない、サーキュレーションが提案するこれからの働き方とは?

at Will Workのパートナー企業様」を紹介する連載第7弾!

at Will Workのパートナーの皆さまは、働き方に関する取り組みを積極的に行われています。「働き方の選択肢を広げる」ために各パートナーの取り組みを、より多くの方に知っていただくべくご紹介していきます。ぜひご覧ください!

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株式会社サーキュレーション

複数企業で同時に活躍する外部のプロ人材のシェアにより、企業を変革させていく、プロシェアリング事業を展開。企業だけに留まらず、NPO法人や地方行政とも連携し、社会課題解決のためのプロシェアリングを行なっている。その他、新規事業立ち上げ支援サービスや、スポットコンサルティングサービスなど様々な事業を展開している。

◾️人材の「シェア」という新しい人材活用の形。プロシェアリングが秘めた可能性とは?

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▲今回お話を伺ったのは、株式会社サーキュレーション 取締役 プロシェアリング本部長 福田 悠氏

ーまずサーキュレーション設立のきっかけを教えてください。

はい、大きく二つあります。代表の久保田や私を含む創業メンバーが、社会に価値ある事業を残したいと強く思っていたということ。もう一つは、創業メンバーの多くが人材サービス会社の出身だったこともあって、終身雇用を前提とした流動性のない日本の雇用環境のあり方に疑問を持っており、それらを解決する社会を作っていきたいと思ったことが、設立のきっかけです。

ーそれらを解決するためのソリューションとして生まれたのが、プロシェアリングでしょうか?

はい、その通りです。世の中の働き方に流動性を持たせていきたいと思った時に、まずは各分野のプロとして働く方々が、複数社で活躍するような、シェアの社会が実現できれば、そういった働き方を目指す人たちが増えていくのでは、と考えました。

そこで、まずはフリーランスや兼業・副業をされている方へ向けてサービス提供していこうと、プロシェアリング事業が生まれました。

ープロシェアリングにおいて、サーキュレーションが定義する"プロ"とはどういった方でしょうか?

「結果を出し続けられる」ということがプロであると我々は捉えています。短期的・単発的なものではなく、継続的に成果を出していくということが大切です。

ー継続的な成果が実績としてあると、お客様にもご紹介しやすいですね。そういった成果を細かくデータ化されているとお聞きしました。

まさに、当社の強みの一つなのですが、これまでの6年間で約6,300件のプロジェクトを経験してきており、プロの方の評価が我々のデータベースに蓄積されています。そのデータこそが、プロの方の信頼性を高めたり、コンサルタントの生産性を高めています。

プロシェアリングに登録している人がどんな方で、どんなプロジェクトで成果が出やすいかなど、データから分析して、マッチングを行なっています。

ーデータ分析による精度の高さがサーキュレーションの強みなのですね。

創業当初から6年間で、世の中の働き方に対する考え方も大きく変わったかと思います。実感としていかがですか?

かなり変わりましたね。2014年の設立当初は、フリーランスという言葉はどちらかというとネガティブな印象で捉えられていました。人材は社員として雇用するものという考え方が今よりも強かったです。

しかし、我々が創業した2年後に政府主導の働き方改革がスタートし、その中で兼業・副業の流れが浸透してきたので、数年でビジネス環境は大きく変わったと感じています。

ー働き方改革は大きな追い風だったのですね。

サーキュレーションは社会課題にも目を向け、NPO法人や地方とも連携してプロシェアリングをされていることも特徴の一つですよね。

はい。地方企業やNPO法人は、首都圏の企業と比較すると情報格差や給与格差が大きく、経験・知見を有する経営人材を確保することが困難、という現状があります。社内の人材で対応しようとした場合、育成に時間とコストがかかるため、経営課題の早期解決まで大きな時間を要します。

そのような課題に対して、プロシェアリングの活用に解決の可能性を感じました。

また、地方の企業は保守的であることが多いので、一社一社支援をしていくことも大切なのですが、それよりも、街や市の単位で、フリーランスや兼業・副業という働き方を認知してもらう空気作りが現代社会では必要だと思っています。

ー確かに、地方の企業や団体は働き方や雇用の選択肢が首都圏に比べて少なくなってしまいますよね。

では、どういった形で地方の企業様からご相談があるのでしょうか?

多くは、地方金融機関の担当者の方を通して当社にご相談を頂いています。

金融機関の担当者の方は、経営者と話す中で、お困りごとの相談を受けるのですが、彼らは融資という形でしか支援できないため、プロ人材を通したビジネス面の支援で我々が連携させていただいています。

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ーでは、プロシェアリングの事例で印象的だったものはありますか?

印象的だったのは、仙台市にある中小企業にプロシェアリングをして、新規事業を創るプロジェクトを行なった時の事例です。

仙台市の中小企業は主に「経験・知見のある人材が少ない」「優秀な人材を採用できない」という人材課題を持っていらっしゃいました。

そこで、仙台市と連携して人材の課題に悩む地元企業3社を選定し、プロ人材が各社の新規事業プロジェクトに参画して半年間稼働しました。

例えば、100年続く印刷会社様は、今まで下請けとして受注を行なっているのみでしたが、 Webマーケティングのプロが参画し、印刷だけでなく、会社のブランディングやHP、そしてマーケティングまで合わせたトータルでのソリューションを提案するビジネスモデルに転換させることで、売り上げが大幅にアップしました。

仙台市・当社ともに新しい試みでしたが、無事全ての会社様で成果を出すことができ、翌年以降も仙台市とのプロジェクトは続いています。

ー素晴らしい事例ですね。成功事例があると他の地方の企業様も導入しやすいですね。

◾️一人一社の時代から、一人複数社の時代へ。プロシェアリング事業を通してサーキュレーションが実現する未来とは?

ーでは、at Will Work に参画してくださった経緯教えてください。

at Will Workの代表理事の松林さんから当社代表の久保田にお声かけいただいたのが、最初のきっかけです。

「労働人口が減ってワークスタイルが多様化していく社会で働き方のあり方が問われる」というのは、我々が考えているテーマの一つであるのですが、その中で「多くの企業や人や団体のプラットフォームになって社会に貢献していきたい」というat Will Workの想いにとても共感し、ぜひ一緒に取り組みをさせていただきたいと感じました。

ーまさしく通じるところがあり共感して下さったのですね。

我々も、働き方が多様化する社会を創っていきたいと考えているため、at Will Workを通してトレンドや情報を得られるのはありがたいです。

ー社内で行なっている、働き方に関する取り組みがあればぜひ教えてください。

当社には「For Professional,Be Professinal」(プロのためにプロになる)という考え方があります。プロの方々向けのサービスを提供しているので、社員自身がプロでなければなりません。そこで、社員が「プロとして働く」ということを実現できるようにするためのキャリアサポートの制度があります。

例えば、MBA研修や兼業・副業制度などです。ゆくゆくは、プロとして独立し、サーキュレーションの仕事を業務委託として請けてもらうというのもキャリアの1つのあり方だと考えています。

このマーケットに注力しているからこそ、社員の働き方も新しい働く価値観に合った先端的なものにしていきたいと考えています。

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ー数年後にはプロとして独立される社員様がたくさん出てきそうですね。

この先サーキュレーションとしてどんな未来を実現したいですか?

一人の人が複数社で働くということが日本の中で一般的になるといいな、と思っています。男女問わず、正社員で働いている時もあれば、時には育児に専念するために業務委託で働いている、というような自分の生活スタイルに合わせて選べる働き方の選択肢の幅が広がる社会にしたいと考えています。

現代の働き方の選択肢は、起業するか・サラリーマンになるかの二択しか無いイメージがあるので、そこにフリーランスや兼業・副業が選択肢として入るだけで、働き方の自由度は上がります。

そういった社会が一般的になることによって、前向きに人生の選択をできる人が増え、社会が良くなることに繋がると思っています。

ー最後に、今後取り組みたいことはありますか?

一個人のプロを育成していく「教育」に興味を持っています。

スキルや専門性を高めていくことも一つの教育ですが、それよりも、これからは一人の個人としてパフォーマンスを出していくために「プロ人材として外部から組織への関わり方」の教育が必要だと考えています。

大企業の中でメンバーとしてプロジェクトを進めていくのと、自分一人が外部から企業のプロジェクトに入って進めていくのでは、やはりパフォーマンスの出し方が変わります。これからの時代は、外部人材としての自分の専門性の活かし方を教育することが必要なのではないかと思っています。いわゆる自身の専門性をアウトプットする、という事が重要だと考えています。

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もう一つ実現したい事として、プロシェアリングという業界を確立させたいと考えています。正社員で働くという雇用の仕方が一般的な中で、人材をシェアするという働き方があるということを多くの方に知ってもらいたい。業界を創ることで、プロシェアリングという新しい働き方の認知を広げていきたいと思っています。

人材のシェアリング事業を行う企業も増えてきていますので、業界全体として新しい働き方の実現に向け共創していければと思います。

ーありがとうございました!プロシェアリングという働き方が当たり前の世の中になる日が来ることを楽しみにしています。